ハナシカドマルセンベイマイマイ (仮称) [r007205-79293:30]

ナンバンマイマイ科 CAMAENIDAE
Scientific Name : Obba bigonia aff.
クオリティの説明ここをクリックしてネ Breadth 24,24mm F++/+ 小さな打痕が少しありますが、透明感があり老成した、綺麗な標本です。コンペンディウムの画像の貝に良く似る。殻口底部に、ミンダナオ島の個体はすべて歯が無い。殻頂部附近が黒くなるもの特徴。通常 O. bigonia とされる、レイテやサマールの個体は歯があるので、亜種では?、としました。センベイマイマイ類は、熱帯雨林の林床や樹上、石灰岩地帯などに生息し、主に夜間や雨上がりに活動して、朽ち木や落葉、地衣類、菌類などを食べていると考えられており、多湿な環境を好みます。また、ミンダナオ島は生物多様性のホットスポットの一つであり、固有種も多く見られます。また、カドマルセンベイマイマイは、一つとして同じものがないと言えるほど個体差があり、殻色や色帯の濃淡や殻高の高低、コレクションする楽しみを与えてくれて、見飽きることがありません。
フィリピンミンダナオ島南スリガオ州サン・ミゲル 2015年3-4月
San Miguel, Province of Surigao del Sur, Mindanao, Philippines, between March to April in 2015.
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