リュウキュウナデシコ [r003053-83372:23]

イタヤガイ科 PECTINIDAE
Laevichlamys squamosa
Quality Grade Description
conditionLength 40,49mm F++/+ 離弁していて軽く接着されています。


Rosetta Remarks :

紀伊半島以南から熱帯インド・西太平洋にかけての浅海域。水深20メートルまでの岩礫底やサンゴ礁に、本種は確かな存在感をもって生息します。

殻は薄く軽やかで、発達した放射肋が規則正しく走ります。その表面には細かな鱗状の彫刻が重なり、種小名 squamosa(「鱗状の」の意)はこの質感に由来すると考えられます。光を受けたとき、殻の内側は真珠光沢を帯び、静かな輝きを返します。

色彩の幅は実に豊富です。赤、ピンク、オレンジ、黄色、紫。個体ごとに異なる配色は、まるで海が描いた即興の絵画のようです。同じ海域でも二つとして同じ模様はありません。この多様性こそ、本種の最大の魅力といえるでしょう。

岩やサンゴに足糸で固着して生活し、潮流の中で身を支えます。浅海の生態系の一員として、周囲の生物と関わりながら生きています。

観賞用としても人気が高く、装身具や装飾品に用いられてきました。しかし、この殻が語るのは単なる美ではありません。そこには、熱帯の海が積み重ねてきた時間の層が刻まれています。一枚の殻は、海の歴史を映す小さな標本です。

📍 フィリピン マクタン島10-20m深 2015年
🌍 Mactan Island, Philippines. 10-20m deep. 2015.
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Laevichlamys squamosaLaevichlamys squamosa
リュウキュウナデシコ [r003053-83372:23]

販売価格 price: 350Yen

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