コウモリミミガイ [r004863-83295:49]
オカミミガイ科 ELLOBIIDAE
Cassidula vespertilionis
Quality Grade Description
Height 14,18mm F++/+ 綺麗な標本です
Remarks :
Height 14,18mm F++/+ 綺麗な標本です
Remarks : 熱帯の潮が引いたあと、泥に刻まれた足跡の間から姿を現す小さな巻貝です。1989年4月、フィリピン・ミンダナオ島ザンボアンガのマングローブ湿地で採集されました。汽水が混じる河口域という、陸と海の境界に生きる存在です。
種小名 vespertilionis はラテン語で「コウモリの」を意味します。殻の外形が翼を広げたコウモリを思わせることに由来すると考えられています。英名「Bat Cassidula」も、その印象を端的に伝えています。
本種は有肺目オカミミガイ科に属する巻貝です。肺をもつ祖先の系譜を引き、干出時には空気呼吸を行います。殻高は成貝でも約2cm。楕円形の殻は厚みを備え、色彩は茶褐色から暗褐色まで変化します。泥や腐植に覆われた環境に溶け込む保護色です。
生息地は熱帯から亜熱帯にかけてのマングローブ林や河口の潮間帯の泥地です。満潮と干潮が繰り返す過酷な環境で、塩分濃度と水位の変動に耐えながら暮らします。陸生へ進出した巻貝類の進化史を今に伝える存在でもあります。
📍 フィリピン ミンダナオ島ザンボアンガ マングローブ林中 1989年4月
🌍 Zamboanga, Mindanao Island, Philippines. mangrove swamp. April 1989. English name= Bat Cassidula
🌍 Zamboanga, Mindanao Island, Philippines. mangrove swamp. April 1989. English name= Bat Cassidula
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